8月後半から9月初旬(の果実肥大期)の雨量が多いことで起こります。雨量が多いと果肉に亀裂が入りやすく、最初に亀裂の入った位置によって外側に見えるものと見ないものに分かれ、この外側から見えないものが「果肉内部のツル元の空洞化」です。
この「果肉内部のツル元の空洞化」は光センサーを照射しても障害と認識されないため、選果の段階でチェックできません。これは、お召し上がりになる時のツルを切り取る際に除去する部分ですので、ツルとともに切り取ってお召し上がりください。(食味には全く問題ありません。)
※「きおう」は、品種の特徴としてこの「果肉内部のツル元の空洞化」が見られます。
※この障害は、8月後半から9月初旬の雨量が平年より多い年の「早生ふじ」「昂林」「北斗」「ふじ」「サンふじ」に見られます。2008年度の青森県は上記期間の雨量が平年より130%多かったため、上記品種2008年度産に果肉内部の亀裂の発生が見られます。
|